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竜也のいる病室に入ると、そこには晃が居た。
勝海は竜也が寝ているベッドの横に座っている晃の隣に座る。
「…勝海か…今尚と翔は花を買いにいってる。」
晃は寝ている竜也から目を離さず言う。
「…なぁ?昨日途中で居なくなったけど…お前どこ行ってたんだ?」
勝海がそういうと晃は
「龍神を探し行ってた。…居なかったけど…。」
と言った。
やっぱり考えてる事が一緒だな…
そう思いフッと笑う勝海。すると病室のドアが開き尚と翔が入ってきた。
尚が結構な量の花を持っている。
「勝海。来んの遅い!」
少し尚が怒っている。
そして、尚は竜也が寝ているベッドの横に花を置いた。
「…竜也…。早く起きないかなぁ…」
翔が呟く。
「何言ってんだよ。2~3日位すりゃ、「腹減った!」、なんて言って起きてくるに決まってんだろ。」
うつむく翔に勝海が言う。
翔が何か言おうとした時…
ガシャーン
いきなり窓ガラスが割れた。
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