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すると一斉に勝海に襲いかかってくる不良達。
勝海は不良共の攻撃を交わし確実に数を減らしていく。
その時、勝海が戦っている場所のかなり前の方で話声が聞こえた。
「てめえら!こんな雑魚に構ってんじゃねぇ!早く草薙を殺ってこい!」
そこに居たのは…
「…龍神!」
勝海は不良を投げ飛ばした。それに当たり倒れていく不良達。
一瞬の隙をついて龍神が居た方に向かう。
だが…
ドガッ
「ぐぁ!?」
突然横から顔を殴られ、倒れこむ。
口の中が切れたのか鉄の味が広がる。
しかしすぐに立ち上がり、横を見ると緑色の髪、緑色の目の男が立っていた。
「…何者だてめえ…」
口を拭いながら勝海が言う。
「俺は、神谷 慎(かみやしん)。壊さんが作ったチーム、邪龍の幹部やってるもんだ。…とりあえずお前には用はねぇ…。消えろ!」
神谷は勝海の顔を殴ろうとする。
だが勝海はそれを片手で止める。
「雑魚に用はねえ。」
勝海が神谷を殴り飛ばす。そして、回りを見渡す。
かなりの数の不良が倒れている。
晃が一人で倒したのだろう。しかし…
「…晃が居ねぇ。龍神も…。…まぁ、晃なら大丈夫か!」
すると神谷が立ち上がった。
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