2277人が本棚に入れています
本棚に追加
「尚!翔!大丈夫か!」
病室に着き勢いよくドアを開けた。
床には、龍神の部下の不良達が何人も倒れている。
尚は、竜也が寝てるベットに寄りかかりながら「ちょ~余裕!」と言ったが、翔は尚を見ながら、「僕が居なかったら危なかっただろ。」っと言った。
二人とも、ケガをしているが大したケガじゃない。
勝海は二人を見てホッとした。
「勝海。下はどうなったの?」
翔が聞いてきた。
勝海は腕を組み、ふんぞり返り。
「俺と晃でぶっ飛ばした。すげぇだろ!」
とニヤつきながら言う。
すると尚が腰を上げ言う。
「晃は?一緒じゃないの?」
「いや。途中で居なくなった。龍神も居なくなってたから多分そっちに行ったと思う。」
勝海がそう言うと、
「…早く晃を探さないと!もしかしたら…殺されちゃう!」
翔が立ち上がり言った。
そうだった!
アイツは竜也をやったほどの奴だ。晃…無事で居てくれ。
そう願い、勝海は走り出した。
最初のコメントを投稿しよう!