姉貴と彼女④

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挙動不審の姉貴に、唯華を紹介すると、姉貴は黙って唯華に近づいた。 ギュッ… 「姉貴!?」 「あ、あの…」 なんと、姉貴は小さな唯華を抱きしめたのだ。これには俺も唯華も驚いた。 そして、次の言葉にも驚いた。 「可愛い~!」 「えぇ~!?」 「超可愛い!光流、こんな可愛い彼女、いつ出来たの?」 姉貴のテンションに付いていけない…。 戸惑っていると、唯華がジタバタしだした。 「む~!む~!」 「姉貴!唯華が窒息する!」 慌てて唯華に駆け寄ると、姉貴はやっと気が付いて唯華を離した。 「え…。あ、ごめん」 「ふ~。苦しかった」 唯華が深呼吸をすると、姉貴が手を取った。
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