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挙動不審の姉貴に、唯華を紹介すると、姉貴は黙って唯華に近づいた。
ギュッ…
「姉貴!?」
「あ、あの…」
なんと、姉貴は小さな唯華を抱きしめたのだ。これには俺も唯華も驚いた。
そして、次の言葉にも驚いた。
「可愛い~!」
「えぇ~!?」
「超可愛い!光流、こんな可愛い彼女、いつ出来たの?」
姉貴のテンションに付いていけない…。
戸惑っていると、唯華がジタバタしだした。
「む~!む~!」
「姉貴!唯華が窒息する!」
慌てて唯華に駆け寄ると、姉貴はやっと気が付いて唯華を離した。
「え…。あ、ごめん」
「ふ~。苦しかった」
唯華が深呼吸をすると、姉貴が手を取った。
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