姉貴と彼女②

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その日の晩飯時、姉貴に唯華の事を話そうとした。 「姉貴、俺さ…」 言いかけると、姉貴が上から被ってきた。 「彼女は認めないから」 「まだ何も言ってねぇ…」 「大体合ってるでしょ?」 当てずっぽで合ってる所が怖い…。 「動物的感よ!」 姉貴は両手を腰に当て、体を反った。 「いや、そこ自慢する所じゃないから…」 「ちぇ~」 言いくるめられた姉貴は、また黙々と飯を食い始めた。
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