*◆*彼氏彼女*◆*

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 バイトは10時あがり。宗一さんにも、今日は機嫌がいいねぇ、なんていわれた。  バイトが終わるとすぐ先生にメールで知らせ。先生が、もう公園で待っていると知り、急いで向かう。  父さんには、遅くなるとメールをしておいた。  公園の入り口に入る。少し髪を手櫛で整え、洋服が乱れていないか確認をして先生を探すと、先生の車を見つけた。  なんだか、ドキドキして。  タバコを吸っている先生を発見した。 「おそくなりました」 「あぁ、そんなにまってないよ」  とタバコの火を携帯灰皿でけす先生。 「じゃあ、いくか」  心臓がドキドキしてしまう、先生の視線が恥かしい。  先生が車に乗り込んだ。私も反対側に周り、そして迷う。助手席に乗ろうか後部座席に乗ろうか。  彼女だし助手席に乗ってもいいと思うけど。  緊張するし、心臓止まっちゃいそうだし……どうする私。  すると、それを見ていた先生は。  さりげなく助手席のドアを中からあけてくれた。 「もう、これからは助手席だからな!」  キュン、一つ一つの動作がかっこいい。なんだか照れちゃう。
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