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「もちろん危険は承知ですが恐らく残りのルートには爆発物が仕掛けられているかも知れません。」
河田は反対した。
「ダメだ。二つのルートから行け。幼稚園側はダメだ。」
山崎は念を押した。罪のない人質に容赦しないと言っている犯人は園児にも容赦しないだろう。だからこそ山崎は危険は承知で残りのルートからアタックさせたかった。
「分かりました。では突入部隊を3組、特殊銃手を2組、後方支援を残りでお願いします。」
「分かった。では実施を待て。」
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