正体

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「そうか。河田小隊長を呼んでくれ。」 「犯人のリーダー格の男は傭兵だ。やれるか?」 河田は笑みを浮かべた。 「小隊長になって2年。初めての実戦の相手が傭兵とは燃えますね。」 「では正式に察庁(警察庁)長官からの命令を待て。」 山崎ははっきりとした口調で言った。河田は敬礼をして部屋を退室した。
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