自分嫌いのお話
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私は誰よりも自分を愛していた。 愛していたから周りの人なんてどうでも良かった。 「大嫌い」 言葉を呟いてもそれでも誰より自分が好きだった。 だから自分が嫌いと言っても、いつも誰かのせいにしてた。 大嫌いと言う度に頭の中で誰かを思い描いていた。
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