~回想~

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~回想~

あれから もう、1年経つね… 君が居なくなって しばらくは立ち直れなかったけど 今は何とかやってます 今はあの頃の日々が懐かしいです… 時々君に無性に会いたくなる時があります 君の笑顔… 君の声… 君との記憶… 忘れられないほどの大切な思い出… 君は… たくさんの物を残していってくれたね… 僕は君に何か出来たかな… 君の助けになれたかな… 君に問いかけたいケド もう 君は此処に居ないんだ… もう君に会えないと思うと… また、涙が溢れてきた… どうして君が…? 僕でも良かった筈だ… どうして… どうして… 思う所はたくさんある… でも 何を思っても 何にもならない… 君に会うことも 君の声を聴くことも できないのだから… ザクッ ぱさっ 「こんなに花が沢山… 誰も君を忘れたりなんかしていないよ…」 君は誰よりも強かった… 君は誰よりも優しかった… 君は誰よりも輝いていた… なのに君は 僕たちの前から去っていってしまった… 何度神を恨んだか… 何度自分を恨んだか わからないほどに… 君が居なくなった後… 僕は何もする気が起きなくて… 部屋に閉じ籠った… 君が居たら… 君が… ただそれだけで良かったのに…
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