幻想遊戯

2/2
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
  あの夏の日は幻だったのだろうか   僕が道に迷って泣いていたら   アナタが声をかけてくれた   「大丈夫?」って   只それだけだったけど   僕はそれが嬉しかった   一人孤独で知らない場所で   寂しさが和らいだ気がしたんだ   でもアナタが声をかけてくれたから   僕はその時笑えたんだ   それから色々教えてくれたね   知らないことだらけだったよ   懐かしいね   でも、何でだろうね   あれは幻だったのかな?   (アナタ)はいなくなってしまった   ねぇ、私はどうすれば良い?   また一人ぼっちだよ   私は弱い人間だから   貴方無しじゃこれからどうすれば良いか   わからないよ   我が儘かな?   でも私は貴方の側にいたい   だから、これだけは言いたいな   「愛しています」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!