こぶとりじいさん

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むかぁし、昔。あるところにおじいさんと孫が一緒に住んでいました。         おじいさんは甘い物が大好きで、三度の飯よりお菓子好きでした。いつもお菓子ばかりを食べていました。       そんなおじいさんを心配して孫はおじいさんにこう言いました。     『おじいさん。そんなに甘い物を食べてますと体に悪いですよ。』       しかし、おじいさんは孫から注意されても全然反省をしません。いつもお菓子を食べています。     孫はおじいさんにまた注意しました。     『おじいさん。お菓子ばかり食べてはダメですよ。この前もお医者さんに言われたでしょ。もうお菓子は食べてはいけないと。』       孫は不良なのですが、おじいさんには優しく、丁寧な言葉遣いで注意しました。     しかし、おじいさんは孫にこう言い返しました。     『うるさい!わしの体のことは自分が一番わかっとる!』     孫がせっかく心配しているのにおじいさんはそんなことを言ってしまいました。たまりかねた孫はおじいさんに向かってこう言いました。 『てめぇ!自分の腹、見たことあんのかよ!この小太りじじいが!!』
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