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そして小学五年…母が帰ってきた。
どうやら刑務所での態度がよく出所がはやまったらしい
もちろん母が帰ってこようが私の生活は変わらない。
シカトは当たり前。
むしろ興味本位で母が見たかったのだろう…
友達を装ってみんな近寄ってきた。もちろん親達もだ。
イイ人ぶって来てるが私にはわかっていた
ただの話題づくりだ…
イイ人ぶって近寄ってきて話をきいて、後々またあることないこと、みんなで話して楽しむ…
こいつらはもう人間の心を持ってない
そんなことにも気付かず嬉しそうな母…
なんでこいつが笑っていられる？
誰のせいでいじめられ未だにシカトされてると思ってるんだ？
【父を奪った奴、こんなやつ親でも何でもない】
もう私の心は冷めていた…クラスのみんなも親達も…実の母さえも…
もう誰も信じない
私の家族は妹だけ
何があっても妹だけは守る
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