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月曜日の朝
熱は下がっていた
「今日は休みなさぃ」
お母さんが言う
でも私はこの家にいたくなかった
「大丈夫!行ってきまぁ~す」
ワザと明るい声で私は逃げるよぅに家を飛び出した
早く!
早く!
もっと早く!
学校まで走って行った
そして教室に辿り着いた私は倒れた…
私は夢の中にいた
何か叫んでいる
私は私の姿を見ていた…
これは夢?
現実?
現実はありえなぃ!
だって自分の姿を見てるなんてありえなぃもん…
私は何を叫んでいるの?
私は私の声が聞こえなかった
耳がおかしくなっちゃったのかなぁ?
私は私に近付いた
それなのにやっぱり声が聞こえない…
どぅして?
私が目覚めた時にはお昼になっていた
「陽菜ちゃん!先生!陽菜ちゃんが起きました!」
絵美ちゃん…
どぅしてここにいるの?
ここは…
どこ?
「教室で倒れたんだよ」
倒れた?
誰が?
「熱があるのに学校来ちゃダメでしょ」
保健の先生…
「まだ熱あるわねぇ」
先生は私のおでこを触って言った
「陽菜ちゃん…どぅしよっか?お母さんと連絡がとれなぃの」
お母さん…?
またあの人の所だ!
「携帯持ってる?」
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