独りにしないで

家族

昨日の人と電話で喋ってるんだ！
今日も会う約束をしていたみたぃ
でも子供が風邪をひぃたから会えないと電話してるんだ！
「行くわ！必ず行くわ！だから…うん…私も愛してる」
お母さん…
何言ってるの？
子供よりその人のほぅが大事なの？
家族よりその人のほぅが大事なのっ？
私は吐き気がした
そっと二階に戻って私はワザと階段を音を立てて降りた
「陽菜？」
私はトイレで吐いた
そして本当に熱を出して寝込んだ
お母さんに嘘をつぃたからバチが当たったんだ…
ウトウトしながらお母さんが家を出て行く音を聞いていた…

夜目覚めると居間にはお父さんとお母さんとお姉ちゃんがテレビを見ながら笑っていた…
「起きて来て大丈夫？陽菜」
私はフラフラしながらソファーに座った
「まだ熱があるじゃなぃ」
お母さんは私のおでこを触って言った
「陽菜はみんなと一緒にいたぃのよ」
お姉ちゃんは私を見て言った
「しょうがなぃなぁ～陽菜はいつまでたっても赤ちゃんか？」
お父さんは私を抱き抱えて部屋まで連れて行ってくれた…
いつもと変わりないよぅに見える…
でも壊れてる家族…