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・.゚†路地裏†゚.・
私はこの時間帯にはいつも路地裏に身を潜めている。
公園で時間を潰すわけにゎいかなぃ。
ぃつェミがシャンを散歩に連れてくるかわからなぃからだ。
かと言ってショッピングなんてできる金がァルわけもなぃ……わけでもなぃが、私にそんな時間と余裕はなぃ。
だから薄暗く湿った路地裏にいつもいるのだ。
会社ゎ数年前にやめた。
趣味もなく、好奇心もナィ。
こんな私に生きる意味なんてぁるのだろぉか?
ときどきこんなことを考えてしまうが、別に自殺しようとゆぅ気にはならなぃ。
この路地裏が私の第二の世界。
人生は一度きりだが、自分の世界・時間はいくつでも見いだせる。
私は数ある世界のステージのなかで、路地裏を選んだのだ。
ココには私と同じような人がたくさんぃる。
みんな私と同じ考えをもっているとは思えないが、妙に親近感がわいてしまう。
いつもそぉ思いながら小さいズボンのポケットに指先をつっこみ、うなだれながら歩き回っている。
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