確信

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「拓郎、ちゃんと前みろよ、お前顔色おかしいぞ、 大丈夫かよ。」 涼太は言った。 「みんなごめん。ぼっーとしてた。ごめんね」 拓郎が言った。 「大丈夫だよ」 後ろから聞こえた。 川崎が言った。 「それより、これから先は歩きだな。」 涼太は言った。 「まぢかよ、行く気なの?」拓郎は言った。 「当たり前だろ、せっかく来たんだ、戻るのはないだろ。」 涼太は言った。 「せっかくだし行こ。」 木下が言った。 「私はどっちでも良いよ、拓郎君はどうしたい?」川崎は言った。 拓郎は悩んでいた。 川崎まであんな事言って、仕方ないすぐに終わらせて帰ろう。 「じゃ行くか。」 拓郎は言った。 この後、拓郎達はすぐには帰れないと予想にもしていなかったであろう。
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