第六存在:擬種

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第六存在:擬種

俺が俺で在る以上、何も変わらないのだろう。 この世界の運命も。 あの世界の運命も。 同じモノに脅え続ける毎日。 今までになかったモノを手にしたら、急に恐ろしくなってしまった。 情けない自らを祟る術も知らない。 ただ、俺が弱い事は確かなようだ。
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