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屋上から逃げ出した十夜だが…すでに学校内部では騒ぎが起こっていた…
「他にも仲間がいるのか…」
「あ~~~~!!!!ターゲット発見!!!!」
「しまった!」
と振り向いた先には…
「………またメイド?しかも今度は子供?」
目の前には小学生と言わないぐらいの体格のメイド服を着た女の子がいる。
「よぉ~し、突撃~!スーパーバイオレンス○グナムボール!そしてトシ○は今~!」
殴り掛かってくる。
「ボールじゃねぇ!だがこれぐらいなら避けれる!」
と避けた瞬間、殴られた壁がものすごい勢いで壊れた…
「………(゜Д゜)」
「あちゃ~壊しちゃった~」
こっちを向く少女。
「もっかい行くよ~!」
走ってくる。
「…素手対素手は…絶・対・無・理!」
そして十夜は逃げだした。
「まて~~~~…キャアアア~」
するとこちらに走って来てた少女がなぜか後ろに飛んだ…と言うか黒い触手みたいなのに連れて行かれた。
そこから男の影が見えた。
「トウヤボーイ、ハヤクニゲルノデース」
と片言で良いながら犯人は担任だった。
「はい…んっ…てかそれは胸毛かよ!!!」
すかさずに突っ込みを入れた。
「ハッハッハ、そうだ私は胸毛真拳の使い手なのだよ。だから早く逃げるんだ!」
「…」
走って逃げる。
「さぁてお嬢ちゃん…おじさんと良い事をしようか」
胸毛に絡まれる少女は足掻く
「話せ~変態!ほどけ~!!!」
「元気がよくてよろしい!さあ行こう」
「えっ…いやぁぁぁぁ!」
声が結構響いていた…
「…(可哀相に)」
時は同じく…生徒会室…
「このままでは無理かしら…」
「やはり会長行かれるのですか?」
男が話しかける。
「えぇ…やっ…いえ彼を放って置けないわ…佐竹、私の刀を持って来て」
会長が立ち上がる。
「すでにこちらに…」刀を渡す。
「ありがとう…代わりを任せるわ」
「はっ」
会長は走って出て行く…。
「やっくん、待っててね。」
騒ぎになってる学校を鮮やかに駆け抜けていく…
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