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「やっと、外か」
走って来てやっとの思いで外の門の前までやって来た十夜。
「てか…みんな…てか世界が変わってるようにしか思えんわ」
とその時上空からナイフが3本降って来て足元の地面に刺さる。
「うわぁ。
その場を飛び退く
「止まれ…そして我々に着いて来い」
と門の上から見下すようにこちらを見ながら言われる。
「おいおい…メイドのバーゲンセールかこれは…」
見上げた先にはまたメイドがいる。
「ショートの次はツインテールで次は眼鏡かよ…」
「答えろ…どちらだ…」
「残念だがメイドだからと言って着いて行く訳はないな」
「ならば…連れて行く!」
ナイフを多数投げてくる。
「やっぱ無理!(;´Д`)」
だが一目散に逃げる。
「ちょ…逃げんな!」追いかけてくる。
「だが断る!」
さらに逃げる。
とそこに横から矢が通り過ぎる。
「やめなさい…貴方の相手は私がするわ…」矢を構えた人がいる。おそらく相当な腕だろう…
「ふん…くたばりぞこないが…」
ナイフを持ったメイドはそちらに振り向く
「てめえの都合で生きちゃいねえよ」
そう答え弓矢を構える。
「ならばここで果てろ!」
「それはこちらの台詞!」
お互いに一歩も引かない戦いが始まった。
「すまない…綾音…」また十夜は走りだす。
「行ったか…いい加減本気を出せよ…つまらない」
そう指摘する。
「あら?男の前で本気を出せるとでも?レディはお淑やかにね」
「ならいい。貴様が死ぬだけだ」
「正直もう少しできると思ったんだかね~」
「くたばれ💢」
引き続き戦いが始まった。
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