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だけど、世の中なんてそんなもんだろ。なんて、格好良さげに考えてみたりする。
でも、きっと、そうやって、つまらない自分に言い聞かせ、無理にでも納得させるしかないのだろう。現実はただ辛く、つまらなく、何もかもがありふれているのだから。
明日は、明日こそはと、当てもない明日に期待し、そして、一日が過ぎ、明日になっても、昨日と同じ繰り返し。そして、人は言い訳する。現実なんてこんなものだと。
実に糞みたい。
糞みたいな世界だ。
糞以下だ。
最低の世の中だ。
ああ、なんて憂鬱……
自分でも、何が正しくて、何が間違っているのかなんて、よく分からない。
ただ、ひとつ、言える事は。
この世界はあまりにも、つまらなすぎるということだ。
例えば、恋愛。
僕も、もう高三だ。年齢で言うと今年でもう十八だ。
それに僕は男だし、異性に対する興味がないというわけではない。むしろ、ある。
ぶっちゃけ、彼女は無茶苦茶欲しいと思っていたりする。
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