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アルフォリア・サーガ。
とある作家の長編ファンタジー小説の題名。
以前、その小説にハマっていた時があった。映画化されたこともあり、なかなか有名な作品だ。
物語は、聖杯の力により生まれた世界、アルフォリア。
聖杯は世界の起源であり、無限なる魔力を秘めた神器。それを持つものは永遠の命と世界を統べる覇王の力まで手に入ると謂われている。また、聖杯は世界のあらゆる均衡を保たせる力があった。だが、欲深き人の王ジルヴァスの手によって聖杯は奪われてしまう。
それにより世界の均衡は崩れ、大地は腐り、海は漆黒に染まり、天には紅き呪いの紋章が刻まれる。世界は地獄と化したのだ。
そして、ジルヴァスは世界を牛耳る邪神ルシフェルとなった。
荒れ狂う天変地異。冥府の底から蘇る亡者達。動物達は人を喰う魔物と化し、人々は世界に絶望し、邪神を怖れた。
だが、そんな時、一人の少女が現れる。
神の力を引き継ぎ、精霊と心通わせることが出来るというハイ・エルフの聖女。
純白の鎧を身に纏い、銀色の長髪を風にたなびかせ、六人の従者を従えてやってきた。
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