第一章~蒼き魔獣と白き少女~

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やっぱり、自分のキャラを創るんだったら、可愛いのがいいよな。本当は女にしたかった気もするが……しかし、それだと、ネット上でリア友(特に誠二とか、誠二とか、誠二とか……)と会った場合、いろいろと言われそう(ネカマやら、変態やら、変態やら、変態やらとか)だったので、渋々、男にしたのである。   てか、マジ、萌えキャラ創りたかった……   まぁ、その辺は、萌えな女の子(ネット上での)をテキトーに捕まえて(危ない発言)、吟味(変態)するとしようかね……グヘヘッ(怖!)   誠二「よう!遅かったな……」   突然、ディスプレイの下にウィンドウが展開されたと思いきや、そのようなメッセージが流れてきた。   誠二?なにやら、異様に気に障る字並びだな……なんていうか、見ているだけで、虫唾が走るような感覚。嫌になるほど見覚えがある。   誠二「こっちだ。こっち。右向きなさい。右!」   右?右なのか?   凄く嫌な予感がするのだが、とりあえず、言われた通り、右へ向くことにする。
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