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「何だこいつ? まだ殴られたんね~のか?」
そういい男の一人は挑発しながら貴也に向かっていくと、貴也は何も言わずに男の髪の毛を引っ張り、男の顎に膝を入れる。
そして男はそのままその場に倒れ込む。
「てめ~、今何をしやがった!!」
貴也は男の言葉に反応し、凍てつくような目で男達を見る。
「何って、俺がこいつの安っぽい挑発にのってあげたんだよ」
そう言い終わると、貴也は気絶している男を見る。
(何だかいつもの貴也君じゃない。いつもの貴也君は大人しいのに、今は何だか凍てつくような目をしていて何だか怖い)
未来は味方であるはずの貴也までも恐怖に思え、体が震え始める。
「な、何言っているんだこいつ。いいから殺れお前ら!!」
リーダーらしき男は他の男に向かって命令を下し、自分は未来を人質にとる。
「やれやれ、お前はそれでも男かよ」
呆れた顔をして貴也はリーダーらしき男に言ってから、向かってくる男達を順に、腹に蹴り・鳩尾を殴る・顔面も殴るの順に男達を倒していく。
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