ビビりな主人公

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 貴也がベットの上ですやすや寝ていると、階段から足音が聞こえてくる。  すると、貴也の部屋の扉が勢いよく開けられ、貴也はびっくりしてベットから飛び起きる。 「貴也!! いつまで寝てるの。翔君が待ってるわよ!!」 「わかったよお母さん。今すぐ着替えるから扉を閉めてよ!!」  すると母は扉を閉め、一階に下りていった。  そして貴也が寝間着から制服に着替えて一階に下りて行った。 「貴也遅いわよ!! 翔君を待たせるってどういうつもりなのよ!!」 「ごめんお姉ちゃん。今すぐ行くから!!」  そういい貴也は一目散にリビングに向かっていった。  今の気の強そうなのが僕のお姉ちゃんの紗枝(さえ)、僕と違って何故かモテる。  今の話しは絶対にお姉ちゃんには内緒、何されるかわからないから!!  そして貴也がリビングにつくと、テーブルの椅子に座りながらスポーツ新聞を広げてい見ている人が横目で貴也を見る。 「貴也。また遅刻だぞ」  男の威厳のある声に貴也はビビり、急いで朝食のパンをくわえる。 「お父さん行ってきます!!」  貴也は走って家を出ていった。
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