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貴也が家を出るとそこには翔が家の前で待っていてくれていた。
「貴おせ~ぞ!!」
「ごめん翔ちゃん。じゃあいこうか」
そういい二人は学校に向かっていった。
二人は高校に入学してから日が浅く、まだ一週間しか経っていない。
けれど翔は入学式そうそう上級生に絡まれるという事態が起きてしまう。
しかし翔の前では上級生は相手にならず、逆に返り討ちをくらわす。
その情報が学校中に広まり、一躍翔は時の人である。
「ねぇ翔ちゃん、喧嘩はあまりしないでね!!」
心配そうに貴也は翔に言う。
「わかっているってそんなことは、しかし売られた喧嘩は買わなきゃ男じゃね~よ」
「でもそんなに喧嘩ばっかりしたらいつか停学になるよ」
「おぉ、わかった。これからはあんまり喧嘩はしね~よ」
翔は貴也の言葉に押されてしまう。
「ところで貴、話は変わるんだけど、お前はいつ告るんだよ!!」
すると貴也は顔を赤くする。
「な・何の話し翔ちゃん!!」
すると翔はニヤリと笑う。
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