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ケンタロウ「そう。俺様が、フェアの父親だ。よろしくな!」
軽く挨拶をしたケンタロウは、早速本題に入ろうとしていた。
ケンタロウ「さて、俺様が来た理由はな・・・お前達を試すためだ。」
グラッド「試すって・・・一体、何を?」
ケンタロウ「それはな・・・強さだ!」
『???』
フェア「!?」
フェア以外が全く分かっていなかった。強さといっても、色々な意味があるからだ。
でもフェアは、すぐに理解することができた。
フェア「無茶苦茶だよ・・・」
フェアが深いため息をついた時、ケンタロウは話しを進めようとしていた。
ケンタロウ「わかりやすくするとな・・・お前らにフェアを守れる力があるか、見極めるためと思えばいい。本当に、あいつが好きなのかも・・・な。」
『!?』
ケンタロウが来た理由は、彼らがフェアの事を本当に好きなのか、確かめるために来たのだ。
別に、邪魔をしに来たのではなかったのだ。
ケンタロウ「ルールは簡単だ。俺と一対一で勝負し、俺がまいったと言ったら、お前らの勝ち・・・もし、俺がそこまでって言った時は・・・フェアのことを諦めることだ。」
フェア「!?」
ケンタロウは、自分が認めないやつには、フェアと一緒になることは許すことはできなかった。
そこまでの覚悟があるやつには、任せられると思っているからだ。
ケンタロウは、ここまでちゃんと考えていたのだ。
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