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山田と入れ違いで、親友が入って来た。
どうやら、少し早めに来て、万が一の時は止めに入ろうと、外から店内を覗いてたらしい。
『アイツが相手?ってか、あんなのと寝たの?お前の女房。』
『これがまだ、出会い系とかでさ、全く面識のないさ、今風のカッコイイ若者相手なら、俺も、まだ納得するよ。』
『どうしちゃったの?お前の嫁さん。あんなの見た目も性格も、断然お前以下じゃねーか。逆に傷つくよなぁ、お前。』
『まあな…』
その後、俺は親友と久しぶりに食事して帰路についた。
そして翌日。
山田の自宅に電話を入れて奥さんと話をしてみた。
ところが、この奥さん。
これもまた、とんでもない人だったのです。
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