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大きな国をおさめる王様には、いつも悩みがあったのだ。
娘の゛リアナ゛だ。
リアナは、幼い時にお母様が、亡くなられ、それをかわいいそうに思った王様は、リアナを甘やかして、育てたのだ。
その甘やかされた生活を続けてしまったせいか、ものすごくわがままな、性格に育ってしまったのだ。
食べ物の好き嫌いは、多いし、服にもうるさい。わがままの言いたい放題。
こんな生活を13年続けてきたのだ。
そんなリアナに対して、王様が初めてリアナに規則をつけさした。
「リアナ、今日から毎日6時間勉強して、毎日日記を書きなさい。好き嫌いもこれからは、許さないぞ!」
お父様の、初めての行動にリアナは、ショックを受け一度は、うつむいたが、すぐにお父様見上げて言い返した!
「そうやって、お父様まで!私が嫌いだからその仕打ち・・・・・。私の事が嫌いなのですね・・・・。」
リアナは、部屋を飛び出しって行った・・・・・。
(誰も、私の気持ちなんてわかってくれない。 今ここにお母様がいらしゃれば・・・・。私をきっと守ってくれるばす・・・・・。余り顔とか覚えてないけど・・・・。)
夜空を見ながら思うリアナ・・・・。
(そうだ、ここを)
「出ていこう。」
思ってる事が、口からもれてしまったリアナは、自分に決心をつけて、財布をだけを持ちお城を抜け出し夜の闇の中に消えて行った。 リアナの向かった先は、貴族達が住む街では、無く。
この国では、誰も近づく事の無いスラムに向かった。
スラムは、貧しい者の集まりや国を追い出された奴らがひそかにすんでいる場所なのだ。
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