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平繁はユースチームに入った頃から、その時すでに広島ユースのエースストライカーとしてだけでなく、高校生ながらトップチームの試合にも出場し、将来を嘱望されていた二つ年上の前田俊介に憧れ、尊敬していたという。その崇拝っぷりもスゴい💦
前田を世界で一番巧いサッカー選手だと言い、プレースタイルだけでなく仕草や格好から言動まで何から何まで前田のマネるほどだったらしい😅
それほど前田を慕っていたその平繁が今ではこうして前田を押し退け試合に出てるんだから皮肉なものだ。
聞いた話によると平繁は広島ユースに入団した当初とてもワガママだったという。それが3年になると守備面での貢献などチームプレーを意識しはじめ、プレースタイルもドリブラーから周りを生かすチャンスメーカーに変わっていった…象徴的に昨年末のサハラカップ決勝で2⃣アシストを決めてチームを優勝に導いた👑
平繁自身悪い意味での「前田式?」の王様プレーを続けていくことに能力的に限界を感じたのかもしれない。
「ドリブラー」と言えば響きはいいが、ドリブル一辺倒で生きていけるほどプロは甘い世界じゃない✋
それは彼なりにこれからの自分のサッカー人生を考えたうえでの決心だったのかもしれない。運動量に関してもユース時代には無かったものらしく、その順応性といい、ある意味プロ向きな選手と言える。
結果的にその平繁の「変化」がミシャの志向するサッカーにフィットしているのが現時点の彼の活躍にも結び付いてるのではないかと思う。柏木に関しても同じようなことが言えると思う。
それじゃあ前田俊介はどうなんだろう⁉
今だに自分の殻から抜け出せないでもがいている彼はどうなんだろうか?
今シーズン加入した、ルーキー平繁の台頭によって彼の置かれている状況はますます厳しくなるばかりだった。
それからチーム関係者やサポーターは「彼の今後のサッカー人生を考えたら出場機会を求めて他チームへ移籍するのも一つの選択かもしれない。」
と考えるようになっていった。
果たして再び前田俊介がピッチ上で輝く瞬間は訪れるのだろうか!?
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