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脳裡にこびりついた愛しい人の笑う顔。
もう一度、あの笑顔が見たくて、ゆっくりと目を開けた。
「…起きるのが遅いから心配したぞ」
「…うわぁv目開けて一番最初にキャプテンの顔見れるなんて…俺って幸せ者vv」
「何言ってるんだ…」
苦笑する愛しい人をゆっくりと抱きしめる。
普段は恥ずかしがってこんな事絶対にやらせてくれないけど。
「もう…目が覚めなかったらどうしようかと…」
耳元に響く、馴染んだ低い声に、優しく背中を撫でる。
「そうしたらキャプテンがキスして起こしてくれるんでしょ?俺絶対起きちゃいます
から!」
「そうだな…」
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