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そういって朝食を取り終え、二人は青空高校へと足をはこばせるのだった
青空高校一年一組教室
圭司が席に付くなりさおりから声をかけられるのだった
圭司「おはよう、岡野さん」
さおり「おはよう♪所で、今日いよいよ部活決めだね」
圭司「うん、今日から世界に通じるプレイヤーになるための修行の幕開けだよ」
さおり「伏見君世界を狙うのですかぁー!」
さおりは驚いている
圭司「はは(笑)まあね、バドミントンで三位に入った日本人、白鳥さんに追い付きたいんだ」
するとどこからともなく「その話ならオレッチも新聞で見たぜ」と帽子をかぶった青年が二人に近付くのだった
?「それって朝刊に載ってた白鳥純平の事だろ?」
圭司「ああ、そうだけど、そういや君は?」
?「オレッチ?オレッチは藤村太一(ふじむらたいち)!よろしくぅ!」
圭司「(テンションの高いやつだ)ああ、宜しく、俺は伏見圭司だ」
さおり「あっ、私は岡野さおり、宜しくね、藤村君」
太一「よろしくぅ!♪所で入る部活決めてんの?」
さおり「私は茶道部ー♪」
太一「おおー!良いねぇーぴったりじゃん!」
ミスターやかましキャラとは彼みたいな奴を言うのだろう
え?そうよんだことないって?
気にするなよ
さおり「あっ、ありがとう」
太一「で、伏見は?」
圭司「俺はバドミントン部に入るけど?」
太一「まじで!?オレッチもバドミントン部に入るつもりなんだよ!いやぁオレッチだけじゃなくて良かったぜ!」
圭司「(賑やかを通り越してやかましい部活になりそうだな)そうかぁ、藤村もバド部に入るのか!知り合いが入ってくれて助かるぜ、これから宜しくな」
太一「おうっ!オレッチこそ宜しく!」
さおり「賑やかな部活になりそうだね」
さおりが笑顔で圭司にかたりかける
圭司「ああ、面白い展開になってきたよっと、先生が来たみたいだな」
太一「おっと、いつの間に」
そして各自、自分の席に戻る
担任ははげていて、太陽の光が反射することもあった
担任「えー、私が担任の禿田寇真(はげだあだま)です」
圭司「(頭がはげてるからか?)」
寇真「早速ですがこのクラスにもう一人の新入生が入ります」
圭司「えっ?(まっ、まさか!?)」
寇真「伏見さん、どうぞ」
そして前方のドアが開き新入生が入って来る
圭司「(あっ・・・ああ)」
寇真が新入生の名前を黒板に書く
伏見結由子っと
寇真「今日からこのクラスの一員となった伏見結由子さんです」
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