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そうしていたら担任の寇真が圭司を呼び出すのだった
圭司は寇真のとこへゆく
圭司「どうしました?」
寇真「実は音楽室の鍵をあけてもらいたいんだよ、私はやることがあってね」
圭司「あっ、次の時間音楽でしたもんね、分かりました」
そうして圭司は一人音楽室へ向かうのだった
音楽室へ続く廊下ー
圭司「しっかし、なんの仕事があるってんだ、俺にこんな大荷物を持たせやがって」
圭司の手にはダンボールが1つ
圭司「ふぅ、手が痺れてきたー、しかしもう少しだ・・・」
そうして歩いていたらピアノが鳴り響いていた
圭司「ん?ピアノ?えっ?あいてるの?」
そして音楽室の目の前へたどり着いた
圭司はまずドアにてをかけ、少しだけあけてみた
圭司「(あいてる・・・ハゲめ、嘘をつきやがって。でも誰が弾いてるんだ?このやわらかな曲を)」
そして圭司は置かれてあるピアノを見た
そこには紅く髪はロングな女性の姿があった
圭司は思わずみとれるのだった
そしたらその子は誰かいることが気付いたのか演奏を止め「誰かいらっしゃるのですか?」とたちながら問いかけるのであった
圭司「あっ・・・えと」
女性「あら?あなたは」
圭司「あっ・すみません、演奏の邪魔をしてしまって」
女性「いえ、所で、あなたは昨日バドミントン部にいらっしゃった」
圭司「あ、俺、伏見圭司と申します、それで、あなたは」
すると女性はクスクスッと笑いながら「フフ、そうでしたわね、私は立田宮子(たつたみやこ)と申します。宜しくお願い致します」と自分の名前を名乗るのであった
圭司「あっ、こちらこそ」
つられて圭司も一礼する
圭司「立田先輩ですか?ピアノを弾いていたのは」
宮子「ええ、大丈夫ですよ、ちゃんと先生方の許可も得ましたし」
圭司「そうですか、それなら安心ですね」
宮子「フフ、そうですね、伏見さんは部活、おきめになりましたか?」
圭司「はい、バドミントン部に入ります昨日、コーチの方と打って、俺のやりたいのはこれだ!ってでましたからね」
宮子「そうですか、獅子王の子と呼ばれるあなたと一緒の部活になれることが嬉しいです。これからも宜しくお願い致しますね」
そういって宮子はやわらかな笑顔を作るのでした
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