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圭司「昼休みじゃあ~」
太一「なんだぁ?その弱気な言い方は?」
圭司「別に・・・ただやってみただけだ」
そこへさおりがやってきて「お昼休みだよー」と言ってきた
圭司「なにぃっ!?そうなのか!?」
太一「はぁ、なんかもうどうでもいいや」
結由子「流石の藤村君でも圭司のテンションにはついていけない見たいね」
太一「俺にまけじのテンションッスね」
ついに負け(?)を認める藤村
さおり「伏見君、お昼一緒に食べよ?」
圭司「ん?ああ、いいよ。ゆゆ姉と藤村はどうする?」
結由子「そうね、折角だし」
太一「一緒に食うか」
さおり「決まりだね」
圭司「ああ、おっし、レッツ食堂!」
太一「くいものが俺達を呼んでるぜ!」
圭司「俺の台詞取るな!」
結由子「見事に遊ばれてるわね」
さおり「クスッ・・・そうですね」
そんなこんなで食堂へいき、食べ物を入手してから空いている席へ座るのだった
圭司「あっ!?」
さおり「どっどうしたの?伏見君」
圭司「このラーメンネギ抜きって言ったのに入ってるよ」
太一「なんだ?伏見、ネギ食えねぇの?」
圭司「こんなん食えるかよ・・・」
結由子「昔からネギの名がつくものは駄目だったわね」
さおり「それなら、私が食べてあげるよ」
圭司「えっ!?ほんとっ!?ありがとう岡野さん♪ああ、今岡野さんが天使に見えてるよ♪」
さおり「大袈裟だよー」
太一「ところで伏見って、柔道やってたか?」
圭司「いんや、柔道は授業で、中学までやってたのはバドに剣道だよ」
さおり「伏見君剣道やってたの?」
圭司「うん、親父に強制的だったんだがね、でもそのおかげで戦闘のなんたるかはわかるようになったよ」
結由子「いくらバドと柔道を極めた私でも本気で戦えば私なんかが相手になる筈ないわね」
太一「えっ!?そんなに強いのかよ!?」
圭司「どうだろう?まあ、実際戦いなんてあるわけないんだからいいんだけどね。剣道で身に付けた集中力に忍耐力をバドにいかす!その為にやってきたんだから」
するとさおりが「獅子王の子っかぁ、なんかそう言われるのがわかるきがするなぁ」と言うのである
圭司「俺は獅子王の子なんかじゃないって・・・まぁ、言われて悪い気はしないけどさ」
そこへ結由子の隣から「お隣よろしいかしら?」と言うやわらかな声が聞こえてくる
結由子「ええ、いいですよ」
圭司「あれ?立田先輩」
やわらかな声の正体とは、そう、立田宮子であった
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