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宮子「あら、伏見さん、伏見さんも食堂だったんですね」
圭司「友達に誘われましてね、一人なら屋上でパンを食べてますよ」
太一「伏見、この人がそうなのか?」
圭司「そうだよ」
宮子「皆さん始めまして、立田宮子と申します」
宮子は座りながらも一礼し、そのあとにやわらかな笑顔を圭司達に見せた
それをみた太一は「おっ、俺は藤村太一です!」と意気揚々と自己紹介をするのだった
さおり「私は岡野さおりです」
結由子「伏見結由子です。よろしくお願いします、先輩」
宮子「よろしくお願いします。所で、結由子さんと伏見さんは兄弟なのですか?」
結由子「あ、はい、双子の兄弟なんですけど、私の方が圭司よりはやく産まれたみたいで、私が姉で圭司が弟です」
そしてやはり無視される藤村
太一「ちょっとー、オレッチは無視ですかー?」
そこへ圭司が太一の左肩に手をポンっと置き「諦めろ、お前というキャラはこうなるデスティニーなのだよ」と告げるのだった
太一「そんな運命嫌だぞ?」
圭司「安心しろ、それからお前のレジェンドが始まるのだから」
太一「マジでっ!?」
圭司「ずっと無視される伝説がこの学園に流れる事となる」
太一「そんな伝説嫌だぁーっつかそんな広まんねぇだろ?」
圭司「フフフ、藤村、この俺が広めてやる」
太一「(・・・悪魔だ・・・こいつ)」
さおり「フフフ、藤村君、私も伏見君に協力するから安心して」
太一「(悪魔に魔女か)安心出来ねぇって」
圭司「あっ、駄目じゃないか岡野さん、聖剣藤村伝説が幕おりちゃったじゃないか」
さおり「あっ・・・ごめーん、面白かったからつい・・・」
・・・面白かったからって・・・
宮子「あらあら、残念でしたわね~」
太一「全然残念じゃないっスよ!」
結由子「藤村君、私がそんなことさせないから安心して」
太一は急に元気になり、目を輝かせるのである
太一「ホントッスか!?ありがとうッス!結由子さんサイッコー!」
圭司「げんきんなやつめ」
太一「そこっうるさい」
結由子「そのかわり、圭司と岡野さんが作戦失敗したことを二人で言いふらすから」
さおり「えっ!?」
圭司「なっ!?」
しまった!その手があったか!
こいつは盲点だった!
しかも岡野さんも入れるとは、流石ゆゆ姉、恐るべし!
ってか
圭司「何で岡野さんもはいるんだよ?」
結由子「だって岡野さんも圭司に協力するっていったじゃないの、立田先輩も聞きましたよね?」
宮子「ええ」
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