第二話【練習初日】

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体育館・・・ コーチ「これからあなたたちを指導します、鬼瓦(おにがわら)です」 男子生徒「それで僕が部長の的場伸二(まとばしんじ)、それで」 宮子「副部長の立田宮子です」 新入生全「よろしくお願いします!!」 鬼瓦「はい、じゃアップしてストレッチ」 新入生全「は・・・」 圭司「はいっ!」 皆びっくりして圭司を見る 鬼瓦「(流石は伏見コーチの息子、いい目をしてるわ)ほら!もたもたするな!」 新入生全「はいっ!!」 そして新入生全員は体育館内のランニングを開始するのである ラスト3周になった時、鬼瓦コーチの激がとぶ 鬼瓦「ラスト3周全速力!・・・遅い!もっと早く!」 その後ストレッチをこなした後基礎打ち、それが終わったらパターン練習をやるのだが、あまりにミスが多いので活火山が噴火する 全員を集合させ、激をかます鬼瓦コーチ 鬼瓦「アンタ達はなんのためにここにいるの?まさか、ただ羽根を打ちに来てるんじゃないでしょうね?アンタ達にこの環境が与えられてるのは、勝つためよ!!強くなって試合に勝つために練習してるのよ!?」 太一「(ひええ、噂にただわぬ鬼コーチ)」 圭司「(そうだ、そうして強くなって試合に勝ち続け、一握りの人物だけが世界の舞台にたつ事が出来るんだ)」 鬼瓦「勝つためにはどうしたらいいか言ってごらん!里中!」 彼は里中雅之(さとなかまさゆき)圭司達と同じく新入部員である 雅之「はいっ!?練習して強くなることです!」 鬼瓦「アホーっ!具体的に何をするか聞いてんだー!」 雅之「すすす、すみません!」 結由子「(これは予想以上の噴火だわ)」 鬼瓦「伏見は!?」 圭司「俺のほうですか?」 鬼瓦「そうよ」 圭司「反復練習をし、精度をあげることです」 鬼瓦「アンタはそうね、強くなるためにしなきゃいけないことは一人一人違うの、どうしたらいいか自分で考えなさい」
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