第三章【頼られし者】

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圭司「(こんなヤクザ仕事なんてしたくない・・・!バド一筋でいきたいんだよ!)俺はぁ!!」 圭司の目が鋭くなった それからと言うものの女性が繰り出す攻撃を受け流したりと回避するのであった 女性「(!えっ!?なに?なんで当たらないの!?)」 再びうちなる獅子が覚醒したのだろう というもただたんに本気をだしただけですがね そして4回目の攻撃を回避し、圭司は女性の首の後ろ辺りをチョップで攻撃をする 女性「!」 女性は倒れはしなかったものの少しよろめくのであった 圭司「(なっ!?倒れない!?ちゃんとエージェントの訓練はかかさずさぼらずやってるみたいだな。可愛い顔して頑張り屋さんなんだな)」 そして女性はと言うとニコっと笑った後に「ナイスファイト」と圭司に言うのである 圭司「君こそ、ふう、バドで反射神経を上げたのは正解だったよ」 女性「バドミントンで?」 圭司「ああ、俺バドミントン部の部員なんだ、今から世界へ通用するプレイヤーになるべく修行中なのさ」 女性「じゃあ、なんで私の攻撃を受け流したり出来たの?」 圭司「親父になんでかはわからねぇけどバドと一緒に教え込まれたんだよ」 女性は少しむっとしながら「質問の答えになってない」とだけ答えた ・・・何故にむっとする? 圭司「あれは無我夢中に避けてたら避けられた、それだけだ」 女性「フフ・・・でも流石勇猛な獅子、ショウゾウ・フシミの息子ね、父親のいいとこはうけついでるみたい」 圭司「それはどうも、っで、なんのようですか?その前に君は?」 女性「私はリナ・オコーネル、君にある計画の手伝いをしてもらいたいのよ」 ある計画? なんだそりゃ、いきなり襲って来て手伝いをしてくれ? 圭司「・・・ある計画?」 リナ「ある企業の悪巧みを阻止することよ」 圭司「悪巧み?もしかして、ニュースでやってた高級品、人の思いがこもった品を盗まれたのと関係があるの?」 しかしリナは「わからないんだ、今のとこは。だからこれから調査を進めていくつもり」と質問に答える 圭司「(・・・くっ!宿命からはのがれられないってことか)」 リナ「いきなり無理難題な事をいってるのはわかるんだけど、お願い!君の力をかしてくれない!?」 リナは手を合わせて必死にお願いをする 圭司「・・・残念ながら俺はエージェントじゃなく、単なる一般人だ、普通に考えて断わる」 リナ「そう・・・だよね・・・」
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