第三章【頼られし者】

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圭司「でも、俺を頼ってわざわざアメリカから来てくれたんだ、連中がどんな理由であんな事をしているのかも知りたくなってきたし・・・しゃあねぇなぁ、親父と同じことはしないと決めてたんだが、協力するよ、リナ」 リナ「・・・本当に!?」 圭司「ああ、でも俺は学生だ、だから一番はバドに学生って事でいいかい?」 リナ「うん!私がいろんな情報を調べるから、その時までは今までの生活を過ごしてて」 圭司「了解だ、なら今の内に番号の交換をしよう、いつでもリナが報告出来るように・・・ね」 そうして二人は番号の交換をするのであった 圭司「よし、俺も暇があったら調べてみるよ」 リナ「ありがとう♪ケイジ・フシミ、いい名前だね」 圭司「ありがとさん、じゃ、そろそろお開きといくか、それじゃな」 リナ「うん!またあした!」 そういうとリナは走って去っていった 圭司「(またあした?)」 疑問に思いながらも家に入る圭司であった 伏見家にて 圭司「・・・そう、リナとの話、聞いてたんだ」 現在遅い夕御飯の最中であるが結由子がどうやらリナとの会話をきいていたようだ 結由子「ねえ、なんで引き受けたの?」 圭司「理由は二つ、一つは事件の真相がしりたくなったこと、そしてもう一つが、頼られたからだよ。わざわざこの為だけにアメリカから来たんだしさ、それに、放っておけないんだこの事件、俺も親父の子みたいでさいずれこうなるんじゃないかと予測はしてた」 結由子「・・・」 圭司「この行為が皆を守るのかと考えたらNOかもしれないけど、俺は・・・」 結由子「私も圭司ならそう言うんじゃないかって思ってたよ」 圭司「ゆゆ姉」 結由子「その時になったら、うんと暴れちゃって!ただし、バドをおろそかにしないこと!」 圭司「ああ、わかってるさ!・・・それと、他の皆には・・・」 結由子「うん、私達とリナさんだけの秘密ね」 圭司「ありがとう・・・ゆゆ姉(俺はだだ、普通の生活をしたかった・・・それなのにこうなるなんてな、親父、恨むぜ)」
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