第一話【初日からてんやわんや】

5/9
前へ
/92ページ
次へ
さおり「(えっ!?なんで伏見君が試合してるの!?)」 一方試合では再び圭司が押されつつあった 男子生徒A「あー、新入生完全に翻弄されてるよ」 女子生徒A「でもあそこまでよく頑張ったほうだよね」 女子生徒B「ええ、あんなに汗だくになって・・・」 圭司「ハァッハァッ」 女性「(もうそろそろ限界かしら)」 しかし圭司は諦めなかった 圭司「・・・な・・・結果」 女性「?」 圭司「こんな結果で終われるかぁ!」 決死のほうこうをあげた圭司は体勢を立て直す 更に目がするどくなった 女性「(本気になったとこわるいけど)」 コーチはスマッシュを放つ しかし、そのコース場には圭司がたっていた 女性「(えっ!?)」 圭司「てぇえ!」 そして圭司は見事にシャトルを返す事に成功するのである 女性「(スマッシュの軌道を読んだというの!?)」 圭司はちゃんとシャトルの動きについていき、かつ、確実に送りかえしていた 圭司の中に眠っていた獅子が目を覚ました瞬間だ 男子生徒B「すっ、凄すぎる!あれが本気」 そこにさおりが「すみません、なんで新入生が試合を」と尋ねるのだ 男子生徒B「ああ、コーチの方から相手をしてほしいって言われたんだと。コーチがそういったから強いと思ってたんだけど、彼は凄いよ。獅子王の子って言うのにふさわしい人物だよ」 男子生徒A「それか猛獣の獅子ってとこだな」 そして試合は眠れる獅子が目覚めた圭司が押し始めるのであった 女性「(凄い・・・こんなプレイヤー見たことも無かったわ)!はっ!」 そしてコーチは油断をしたのか再びシャトルをあげてしまうのである 圭司「(チャンス!)」 圭司はジャンプするのだ ジャンプ力は男子バレー選手くらいだ 女子生徒A「なにあのジャンプ力!」 女子生徒B「凄い・・・」 圭司「(狙いは真下だ!)いけぇ!」
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加