第一話【初日からてんやわんや】

6/9
前へ
/92ページ
次へ
そうして圭司はシャトルを真下に勢いよく叩く 圭司の狙いどうりシャトルは真下へ勢いよく移動する そしてシャトルは床につくのだった コーチは後ろに来ると思った為に後ろに移動していたのでシャトルに飛び付く事もできなかった 女子生徒A「まっ、またとっちゃった・・・」 圭司「よし、これから大逆転と・・・行こう・・・か」 圭司はそういうなり前へ倒れこんでしまうのであった さおり「伏見君!?」 悲鳴をあげたさおりはすぐさま圭司の元へ向かうのだった さおりが揺すり、圭司の名を叫ぶも圭司は反応をしめさなかった そこへコーチの女性が「大丈夫よ、ただ疲れてるだけだから、少し休めば目を覚ますわ」と教えてあげるのだった さおりはホッと胸をなでおろし「よかったぁ」と言うのだ 女性「西山!彼を保健室へ!」 すると西山と呼ばれた少年は「はい!」と意気揚々と答えて倒れた圭司を抱えるのであった 彼はこの青空高校バドミントン部のエース、西山高貴(にしやまこうき) さおりは高貴についていき、3人は保健室へ到着して圭司をベッドに横たわらせる 高貴「それじゃ、俺は部活に戻るから彼の事は任せたよ」 さおり「はい、あの、ありがとうございます」 さおりはお礼を言ってお辞儀をする 高貴は笑って「ははっ、君の彼氏をあのままにすると君も困るだろ?」 さおり「ちっ、違います!伏見君とは今日初めて会った友達です!だからそんな関係じゃありません!!」 さおりは必死に否定をする 高貴「保健室では静かに」 さおり「あっ・・・はい」 さおりは顔を真っ赤にしながらうつむくのだった 高貴「大丈夫、冗談だから」 さおり「もっ・・・もう、先輩!」
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!

33人が本棚に入れています
本棚に追加