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女性「あの子、あんなこと言っても、答えは出てるわね。これから面白くなりそうね」
その頃二人は学校の校門にいた
圭司「岡野さんは茶道に入るんだよね?」
さおり「うん、そのつもり。伏見君は、どうするの?」
圭司「俺か?俺はね」
圭司は3ぽ歩いてこう言うのだった
圭司「バドをやるよ。もしかしたら母さんに会えるかもしれないからね、母さんに俺のプレーを見てもらうんだ」
さおり「やっぱり、そう言うんじゃないかなって思ったよ」
圭司「なんだよ?まるわかりだったか」
圭司は笑いながら答え、さおりもまた笑いながら「伏見君わかりやすいんだもん」と告げた
圭司「まあいいさ、そんで母さんを超え、世界に通用するプレイヤーになってやるぜ!」
さおり「頑張ってね、私には応援しか出来ないけど」
圭司「それでも嬉しいもんだよ、ありがとうっと、そろそろ帰るよ」
さおり「私もそろそろ帰らないと、私はこっちだよ」
圭司「俺は反対だ、じゃ、また明日」
さおり「うん、また明日」
こうして二人は別れ、それぞれの家へ向かって歩き始めるのであった
圭司家ー
今圭司は飯をたべおわったとこでロビーでくつろいでいた
圭司「・・・(岡野さんかぁ、話やすいよなぁ。可愛いしツインテールだししかも胸、おっきいよなぁ、あの大きさは学園で一位を取れそうだな)茶道部か」
?「なに一人でぶつぶつ言ってるの?」
そこへ圭司に近寄る同年代の女性が一名
圭司「あっ、ゆゆ姉、いや、たいしたことじゃないよ」
彼女こそ圭司の双子の姉、伏見結由子(ふしみゆゆこ)である
結由子「そお?なら良いけど、それと私も圭司と同じ学園に通うことになったから、明日からさっそく」
圭司「えっ!?」
なんだってぇ!?
ゆゆ姉も彼処に通う!?
俺が身内だってわかったら目の敵にされっぞ!?
ゆゆ姉、美人だし・・・
いや、ひやかされるだけだろうが・・・
圭司「まあ、大丈夫だろう」
結由子「なにが大丈夫なの?」
圭司「それこそなんでもないよ、クラスは?」
結由子「クラスは明日になればわかるわよ」
圭司は心の中で頼むから同じクラスにだけはしないでくださいと神に祈りを捧げるのであったとさ
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