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彼女に言われるがままインターホンを押す。
咲子母「はい?」
律「おばさん?あのね、咲子の友達の目黒千乃さんがお見舞いに来たんだけど…」
と、言った瞬間…
ガチャ。
咲子母「いらっしゃい。早く入って入って!」
いつになくウキウキな咲子母…。
それもそのはずだ。
咲子は小学校を卒業してから、友達を家に連れて来たことがない。
笑顔で迎えられた千乃は、少し戸惑いながらも小さく『お邪魔します。』と言い、入っていった。
律は、その後に続き咲子母にお茶とお菓子を受け取り、咲子の部屋へと案内した。
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