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ユキは一本杉から街を眺めた。 時計台の王宮。 その東にある神殿。 街外れにある緑の屋根の校舎。 ユキの隣でフクロウが美声を奏でている。 ♪~ しゅわしゅわわ。 フクロウの歌を聞くと落ち着く。さっきまで焦っていたのが嘘のように気持ちが和らいでいった。 気が急いて追いつめられたあとのふとした緩み。 よくわからないけど学校には行きたくない。 云わなきゃばれんよ一 その日ユキははじめて学校を休んだ。
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