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♪~ 一本杉に行くと昨日と同じようにフクロウが歌っていた。 「フクロウさん私に歌を教えてッ」 木の枝にとまるフクロウを見上げてユキは云った。 「ふぉ?急にどうーしたんじゃ」 「わたし歌がうまくなりたいの」 「どーしてもか?」 「どーしても」 「今すぐにか?」 「今すぐッ」
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