--++†悲劇の幕開け†++--

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    憎しみで出来た血の涙は なんと美しい事でしょう。   あんなに愛していた者達。 綺麗で美しかったモノが 醜い炎で散って行く。 それならいっそ美しいままで 殺してあげればよかったのに……。   歪んでしまった心は それでもなお 人々を愛して澄んだままでした。   けれど歪みが全てを吸い込むかの様に、お姫様はどんどん衰弱していきました。    
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