3日前…

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     リオレイアの幼生を引っ掴み、煙玉を炸裂させ男は一目散に逃げた。  白髪の男は追いかけようとしたが、辺りは煙玉の影響で霧が掛かったように白んでしまっている。 (あの男、ワシをしっておったようだが…) 白髪の男には覚えが無かった。  追跡を諦め、縛られたメラルーの元に行き、縄を解く。 「ありがとニャ」 (かっこいいニャ~~~~) メラルーは惚れ惚れと長身の男を見上げる。 「イタズラも程々にせんと、また今日のような目に合うぞ。」 そう言われてメラルーはハッとした。 「今日のは違うニャ…。アイツ、リオレイアの赤ちゃん捕まえてたニャ。それを止めたんだニャ!!」 とまくし立てる。 「ふうむ、リオレイアの幼生か」  
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