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ハンターの不文律として飛竜の幼生は狩るのを禁止されている。
命を奪う事を生業としているだけに、命を大切にすることもまたハンターには必要とされていた。
「ともあれ、今日はこれでお帰り。」
白髪の男は優しくメラルーに言い、立ち去って行った。
メラルーはしばらくへたり込んだまま、ぼうっと考えていた。
「ボクもあんなふうになれたら…。」
メラルーは、自分がハンターになった姿を想像して、時の経つのも忘れていた…。
「あの人こそハンターの中のハンターニャ!!」
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