第一章

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今日は09時に起床した。遅い。しかし、勉強しなければという意気込みとはうって代わって僕は二度寝をしてしまった。起きたら11時37分。僕は自分に失望した。失望しながら、お歌を歌った。お歌を歌ったら、精霊が僕の前に現れた。彼は言った。『勉強しろよ』無視した、だってうざいんだもん。僕は朝ご飯を食べた。パンだ。パンには昔から精霊が宿るとされている。じゃあ、さっきのは、パンの聖霊?…くだらない妄想をしながら。私はまた深い眠りについた。 Σ( ̄□ ̄;ハッと目が覚めた時、腕時計は12時を指していた。 1日の半分が終了したのである。勉強するために、塾的な場所に向かう。外は雨が降っていた。途中、裸のオッサンと何度と無く遭遇したが、全員跳ね飛ばした。町には救急車のサイレンが鳴り響いた。もうすぐ、到着という所で、裸ではあるが、宝石やら何やらを大量にぶら下げ、踊っている奇妙なオッサンがいた。そいつは、他のオッサンとは明らかに違っていた。なにか貴族的な、いや、江原的なオーラを発していた。危険を感じ取った私は、一時停止した。オッサンは踊りながら僕に近づいて来た。オッサンは語りかけて来た。
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