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『一体何が起こってるんだ!?』
通路を走るアーク
ちらほらと人が居るがほとんどは退避しているのだろう
『(とにかく今は逃げなくては…)』
ふと違和感に気が付く
『誰かが…話している?』
周りには人一人も居ない
モスキートーンを聴いている感覚に近い
【聞こえるみたいだね】
聞こえてくるのは先ほど会った少年の声
『!?』
【君には驚く暇も無いよ?】
淡々とした口調で喋り始める
【君は逃げるのではない…今来ている敵と戦わなければいけない】
戦え…
『どうやってだよ!第一…僕は訓練兵どころかMSさえ…それに一体何処から喋って』
【出来るんだよ…そして君には失われつつ力を持っていた】
【ニュータイプ…聞いたことはあるよね】
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