第2章~力の示す先~

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『一体何が起こってるんだ!?』 通路を走るアーク ちらほらと人が居るがほとんどは退避しているのだろう 『(とにかく今は逃げなくては…)』 ふと違和感に気が付く 『誰かが…話している?』 周りには人一人も居ない モスキートーンを聴いている感覚に近い 【聞こえるみたいだね】 聞こえてくるのは先ほど会った少年の声 『!?』 【君には驚く暇も無いよ?】 淡々とした口調で喋り始める 【君は逃げるのではない…今来ている敵と戦わなければいけない】 戦え… 『どうやってだよ!第一…僕は訓練兵どころかMSさえ…それに一体何処から喋って』 【出来るんだよ…そして君には失われつつ力を持っていた】 【ニュータイプ…聞いたことはあるよね】
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