第2章~力の示す先~

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『やってられないんだけど!』 一人の少女が文句を言い出す 『大体さぁなんで私達な訳?他にもいっぱい兵隊さん居るじゃん!』 少女のモニターに一人の男性が現れる 「アンテ!無駄口を叩くな!」 アンテと呼んだ少女に怒鳴り付ける 『何さ!ブラスはいっつも怒鳴り付けて!怒鳴ればイイってもんじゃないじゃん!」 すかさず反論するアンテ 【二人とも止めな!】 モニターに新たな少女が現れる 【今回僕達はテストパイロットだよ?機体を壊して帰った日には僕達も壊されるよ?】 モニターに映った少女は悲しそうな顔をする 「大丈夫だって。こんなちっぽけな基地に俺らを倒せるヤツなんか居ないさ」 『そうだよ♪キロルはいっつも勝つんだもん♪』 キロルと呼ばれた少女はモニターを切断する 『僕達は負けない…負けられない…じゃなきゃ…』
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